仮想通貨の取得費用が、安くなります

 いいニュースがありました。
 
 現在、ビットコインなどの仮想通貨の購入時にかかっている消費税を、来年春から非課税とする準備を政府が進めていいるそうです。
 
 現在では、ビットコインを販売所(Bitflyerなど)経由で購入する場合、他の商品の購入と同様に8%の消費税がかかります。現在のビットコインの消費税法上の取り扱いは、一般の商品と同じ扱いです。
 
 一方、商品券などは、現在でも購入時には消費税がかかりません。それは、商品券などはそれ自体が消費される実態ではなく、商品券でお米などを買った時、そのお米に消費税がかかる仕組みになっているからです。
 
 もし、商品券に課税をすると、商品券の購入時と、お米の購入時に課税され、結果的に1つの商品を買うのに二重に課税されることになります。
 
 仮想通貨に消費税をかけるというのは、例えて言えば、商品券やドルを買うのに消費税を払っているようなものです。
 
 これが解消されれば、仮想通貨がより一層通貨として利用され、その普及に弾みがかかるでしょう!
 
 ちなみに、現状でも、ビットコインを個人間の取引で購入する分には、原則消費税がかかりません。これは個人間の取引は、諸費税の対象外であり、不課税取引となっている為です。
 
 なんにせよ、この春が楽しみです。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS11H3I_R11C16A0MM8000/

2016年10月12日